第60回男子 第22回女子
西播高等学校新人駅伝競走大会

2008.2.17(日) 姫路市網干なぎさ公園前コース

男子 10位 2時間18分33秒
氏   名 区  間 総  合
1区 恒木 智弥 19 33'16" 19 33'16"
2区 別所 康二 10 9'45" 18 43'01"
3区 松本 拓也 19 27'35" 20 1゚10'36"
4区 中尾 真輝 7 26'24" 15 1゚37'00"
5区 龍野 宏樹 6 9'51" 13 1゚46'51"
6区 長尾 健登 5 15'59" 12 2゚02'50"
7区 三村 元気 3 15'43" 10 2゚18'33"
女子 18位 1時間29分21秒
区  間 総  合
1区 畠田 沙耶 9 22'16" 9 22'16"
2区 福田志穂美 21 17'16" 16 39'32"
3区 藤原 佐紀 25 15'32" 20 55'04"
4区 松藤紗矢香 21 14'28" 20 1゚09'32"
5区 藤板 侑希 14 19'49" 18 1゚29'21"


 鶴谷杯高校駅伝が昨年で終了し,多くのチームが西播高校新人駅伝に参加。西播高校と他地区のオープンを含めて男子は50チーム,女子は39チームと県下の駅伝を見渡してもこれだけの規模はなかなかない。  その中で本チームの女子はメンバーが5人,控え選手のいない状態で出場。1区はすでに同区間4回目となる畠田。故障がちであった昨年と比べて順調に冬季練習ができており,未調整とはいえ楽しみなところであった。その期待どおりに歩を進め,周りに惑わされず自分のペースで最後までしっかりと走る。好コースと言われているが,秋に走った3本の1区・6qのタイムを上回る22'16"で中継した。総合で12番目,オープンで9番目にタスキを受けた2区・福田。ここ2週間ほど故障のために練習ができていない。不安を抱えての出走だけに表情が硬い。順位を落とすことは致し方のないところであるが,走り切れるかという心配はある。  そこを何とか押し切り,3区への中継。3区・4区は練習過程において不安があり,とにかく駅伝を経験しよう,タスキをつなごうと出走した。そのとおり順位,記録的には苦しい走りとなったが,無事にアンカー藤板にタスキをつながった。このところしっかりと練習はできているものの,その疲労が心配された藤板であるが,自分のペースを守り切り,2つ順位を上げてゴールした。  男子は駅伝初出場で1区に大抜擢された恒木。実力では他校の選手と競り合えるものではないので,周囲を見ずにしっかり自分で走ろうとスタートした。5qの通過が16'48"と後方につけ,そこからペースアップしていった。本人のこれまでの10qのベストが35'09",当日の目標が34'30"であることを考えると,ペースアップは無理な話だが,後半を16'28"でまとめ33'16",オープン19位で中継した。2区は2年生別所。いい練習はできているものの,冬の3q区間は厳しい。他チームはスタートからトラックレースのように飛び出していく様子が多く見られたが,そこはつられずに走り,1つ順位を上げて3区,日本海駅伝以来の出場となる松本に中継した。1区を走ることも考えられていただけに期待されたが,後半は脚に勢いがなくなった。ブレーキとは言わずとも遅れをとる形で4区・中尾へつないだ。中尾は長距離区間はおろか,高校駅伝は昨年同時期の鶴谷杯高校駅伝以来となる。その中尾が快走する。最後までハイリズムを維持し,脚の力は衰えることなく,淡々と走る。順位は3つの上昇にとどまったが,26'24"と予定のタイムを大きく上回った。  5区は龍野。2区同様に3q区間は厳しいが,順位を維持して6区・主将長尾へ。6・7区はチーム内上位の2人。これまでに経験を積んだ分,今回は未経験者に長距離区間を譲って最終2区間を担当。スタート時はほぼ単独で走る形となったが,徐々に前との差が縮まり,これまでまったく届きそうにないほどに離されていたチームに追いついた。長尾からタスキを受けたアンカー・三村は,スタートしてまもなく2人を逆転し,しばらく単独で走っていたが,さらに1校に追いつき,最後まで競り合ったものの,ラストスパートで追い込まないように指示していたので,そこまでに振り切れず,最後は先行を許してゴールした。




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